2022/10/01 19:02

こんにちは!結美ヘルスケアです。

本日は先日ご紹介したCBDに関する内容です。先日はCBDの効果や、製造方法、信頼できる製品などをご紹介させていただきました。より効果的なCBD製品の選び方の参考になれば幸いです。

本日の内容は、研究論文を用いた信憑性のあるCBDの期待できる効果についてです。是非最後までご覧ください!

 

今現在CBDに関しては様々な効果に関する論文が出ていますが、どれもまだ効果に対して決定的なものは少ない中で、信憑性があるものもいくつかあります。

その中でも特に以下の3つに関しては非常に信頼できる結果となっています。

 

・抗けいれん作用

・抗不安作用

・睡眠改善効果

 

「抗けいれん作用」

てんかん、けいれん、発作に関してのCBDの効果は非常に期待ができるもの、且つ信頼できるものであると言えます。CBDの効果に関する研究の中では大規模ケースでの研究が多く、アメリカの食品医薬品局もてんかんに対してCBDは効果があると認めています。

実際にてんかんに対する安全性と有効性を評価する実験においても、CBDの投与においての安全性とその高い効果が確認されました。

また、けいれんは脳の神経伝達細胞の神経伝達異常によるものなので、神経伝達異常を調節する働きがCBDにはあるとされていて、その働きを応用して発達障害や自閉症の改善にも効果があるとされています。

 

「抗不安作用、睡眠改善効果」

抗不安作用や睡眠改善効果もまたCBDの効果としては期待できる効果です。

抗不安作用に関する臨床試験では、不安障害の方が人前でのスピーチによって感じる不安をどの程度軽減できるのかという研究が行われました。

不安障害患者24名(CBD投与12人、プラセボ投与12人)健康的な被験者12人で構成され、3つのグループで誘発される不安レベルが評価されました。

その結果、不安レベルは健康な被験者が一番低く、その次にCBD摂取の患者、プラセボ患者という結果になりました。またスピーチ前、スピーチ中、スピーチ後と調査を行なった結果、スピーチ後のCBD被験者の不安レベルは健康な被験者とほぼ同等のレベルまで減少することがわかりました。

また、いくつかのヒト臨床試験の一例で成人72名にも及ぶ試験において、不安と睡眠における実験の結果は、不安のスコア、睡眠スコア共に1ヶ月で改善が見られたという研究もあります。

 

その他の期待できる効果の中には鎮痛作用、統合失調症、パーキンソン病、物質依存、高血圧、皮膚炎、腸疾患、癌などの効果に関する研究も数多く出ていますが、エビデンスの信憑性が少ないものもあるので、これからの研究に期待です!

 

CBDに関する論文はここ数年で数を増してきました。これからも新しい効果に関する論文などが出れば紹介していきます。

 

 


結美ヘルスケアでは、安全なCBD商品を数多く取り扱っています。

ぜひ気になる商品がございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

参考文献

1Evaluating cannabidiol (CBDexpectancy effects on acute stress and anxiety in healthy adults: a randomized crossover study.

Spinella TC, Stewart SH, Naugler J, Yakovenko I, Barrett SP.Psychopharmacology (Berl). 2021 Jul;238(7):1965-1977. doi: 10.1007/s00213-021-05823-w. Epub 2021 Apr 4.

 

Cannabidiol in Anxiety and Sleep: A Large Case Series.

Shannon S, Lewis N, Lee H, Hughes S.Perm J. 2019;23:18-041. doi: 10.7812/TPP/18-041.

 

Use of Cannabidiol in the Treatment of Epilepsy: Efficacy and Security in Clinical Trials.

Silvestro S, Mammana S, Cavalli E, Bramanti P, Mazzon E.Molecules. 2019 Apr 12;24(8):1459. doi: 10.3390/molecules24081459.

 

Cannabidiol reduces the anxiety induced by simulated public speaking in treatment-naïve social phobia patients.

Bergamaschi MM, Queiroz RH, Chagas MH, de Oliveira DC, De Martinis BS, Kapczinski F, Quevedo J, Roesler R, Schröder N, Nardi AE, Martín-Santos R, Hallak JE, Zuardi AW, Crippa JA.Neuropsychopharmacology. 2011 May;36(6):1219-26. doi: 10.1038/npp.2011.6. Epub 2011 Feb 9.